January 08, 2004

『宇宙「96%の謎」―最新宇宙学が描く宇宙の本当の姿』

『宇宙「96%の謎」―最新宇宙学が描く宇宙の本当の姿』を読み終えた。インフレーション理論で有名な佐藤 勝彦東大教授の最新刊である。
宇宙の年齢137億年と、物質の質量は、観測されている宇宙の膨張速度と矛盾しており、目に見える既知の物質の質量やエネルギーは膨張速度を満たすために必要なものの4%にすぎないそうだ。この数字が「96%の謎」というタイトルにつながっている。
このうちの70%は真空のエネルギーであろうと考えられているそうです。私も2年ほど前に知って驚いたが、真空は何もない静かなところではなく、量子レベルで見れば、素粒子が生まれたり消滅したりしてとてもにぎやからしい。
残り20%には、いくつか候補があるようだが、面白いのは平行して存在する宇宙の重力が影響しているというもの。我々の3次元宇宙は、11次元(あるいは10次元)のなかにある膜のようなもので、重力だけはその膜からはなれて他の膜に伝わっているという理論があるそうだ。

なんでも解明されているような現代で、あっと驚くようなことを話題として提供してくれる分野にはわくわくさせられる。相対性理論の発表から100年になろうとしているけど、生きてるうちにもっとすごい一気にジャンプするような理論が確立されるとうれしい。

宇宙「96%の謎」―最新宇宙学が描く宇宙の本当の姿
佐藤 勝彦

Posted by nino at January 8, 2004 12:48 AM | トラックバック
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