January 13, 2005

今朝の日経新聞から

居酒屋大手のワタミフードサービス。主力店「和民」は来店客の六ー七割が二十歳代の若者だ。今の中学生がお酒を飲む年齢になる2012年で、新規出店を停止する。少子化でゆくゆく客数は頭打ちになる。

少子化の影響は想像以上だ。今の日本とは違う社会になってしまうんだろうな。

日本経団連の奥田会長は十一日の記者会見で、今春で就任四年目になる小泉純一郎首相について「今までの日本にはなかった性格の方だ。織田信長のような破壊と想像を考え、実行している人だと思う」と評価した。

冷酷さは織田信長と小泉首相に共通するような気がする。

「会社も即戦力が欲しいなどと言わないほうがいい。強い会社は言わない。トヨタの人事担当者に聞いたら採用するのは化けそうなヤツと言い切っていた。化けさせる、つまり育てる自信があるのだ。」 「新日鉄のあるグループ会社では、派遣社員が契約期限で辞めるとき、必ず盛大な送別会を開くという。去っていく人に温かくない会社では、自分が辞めるときもこんなものか、と今いる社員もやる気を失ってしまう。」 (東京大学助教授 玄田有史氏)

会社の業績を伸ばすためには、社員のパフォーマンスを最大限に発揮させることで、そのためにはいかに社員に仕事に対するモチベーションを持たせられるかということですよね。

1998年に奈良教育大の高橋豪仁助教授が行ったアンケートでは、オリックスに「勇気づけられた」とした人は九割を超えた。

「がんばろうKOBE」という短い簡単なメッセージだが、その影響力は絶大だった。

Posted by nino at January 13, 2005 12:11 AM | トラックバック
コメント

阪神淡路の震災からもうすぐ10年ですね。
地震から3週間目に復旧支援で神戸に入り、阪神高速の現場と大阪支店を行ったり来たりして仕事をしたことを思い出します。

あのときは現地を見て、「復興に10年かかる」と感じましたが、インフラや地域経済はそれを超えるスピードで復興したと思います。
でも、人の心はそうではないんでしょうね。
NHKの朝の連ドラが「わかば」なのも、そのためでしょうか。


スマトラの凄まじい状況を生き延びた人たちが本当に必要なことに、国際社会が手を差し伸べて欲しいと思います。
また、自分にはどんなことが出来るのか考えています。

今回の災害をテコに政治的野心を実現させようとしている政治家には腹が立ちますね。そちらの監視も国民の義務ですね。

Posted by: としぞう at January 13, 2005 07:05 PM
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