May 24, 2004

『ビッグフィッシュ』(ダニエル・ウォレス)

映画の予告編が面白そうだったし、新聞などの映画評も評価が高かったので、まずは原作から読もうかということで、『ビッグフィッシュ—父と息子のものがたり』を読んだんだけど、うーむ、失敗かも。面白くなかった。

小説のスタイルがアイデアとして面白いから映画向きなのだろう。


気にするまでもない。中身は聞くたびに変わる。話とはそういうもの。そもそも真実などこれっぽっちも混ざっていないので人々の記憶は奇妙な色彩を帯び、朝になるとみな声高になって、夜の間に思い出したのか、ありもしないことがまた話題になり、新たな尾鰭が付いて、その噂ができあがる。

さらに、訳者あとがきにあるように、思いついた時に書きためたショートストーリーの集まりにすぎないなあというのが印象だ。
でも、映画には期待してます。

ビッグフィッシュ

Posted by nino at May 24, 2004 11:03 PM | トラックバック
コメント

監督がティムバートンですから、映画はうまく出来てそうですね。でも、原作がつまらないっていうのもあるんですねー。小説は尚読まないので、そもそもわからないのですが。。

Posted by: atu at June 7, 2004 10:46 PM

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Posted by: phentermine at October 29, 2004 09:57 PM
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