October 16, 2005

iTunes Music Storeでミュージックビデオを購入

新しいiPodには動画再生機能がついている。発表の記事を見るだけではそれほど興味を持たなかったが、ミュージックストアにアクセスしてマイケル・ジャクソンの『スリラー』がリストにあるのを見て俄然注目してしまった。今持っている10GBのiPodには約2年間でやっと1,000曲を読み込ませた。そもそもこういう作業は性に合わないのだけれどそれはそれで楽しんでいるし、ビデオを見ながら同じ音質の曲を聴けるのだから液晶は小さくてもよしとしよう。

ということで、ミュージックビデオを買うことにしたが持っているMacの容量は非常に乏しい状態。なのでWindowsの方でミュージックビデオを買うことにした。ちなみに購入ビデオは、Shania Twainの『I Ain't No Quitter』とMichael Jacksonの『Thriller』。『Thriller』は販売で2位になっている。恐るべし。
ところが買って視聴したら問題発生。音にノイズがすごい。Windowsに浮気したのが悪かったかなあ。

さて、もうひとつ興味深いのは改めて感じるiPod + iTunesとミュージックストアという組み合わせの絶妙さとビジネスモデルだ。日本でもやっとiTMSで音楽の販売がはじまったが、動画配信ビジネスもやっと本格的になりそうだけど、日本のコンテンツホルダと配信するプラットフォーム/サービスを提供する会社との力関係のせいでお寒い状況。両方のプレイヤーともアップルを見習わないと行けないよなあ。20年も前のビデオがiTMSによってベストセラーにランクインするんだから、コンテンツの売り方でいかようにもなるだろう。近い線を狙っているかのようなSONY PSPも機能としてはiPodをしのぐようなものを持っているのに、楽しめる動画が無い。韓国ではすでにPSPを対象とした動画ストリーミングサービスが複数誕生しているんだから、インターネットを勉強してない日本のコンテンツホルダは意識を変えてほしいものだ。

動画, iPod, Apple, iTunes

Posted by nino at October 16, 2005 01:40 PM | トラックバック
コメント

>インターネットを勉強してない日本のコンテンツホルダは
>意識を変えてほしいものだ。

意識を変えろという提案を、いきなり買収ありき株ありき、
金がありゃいいんだろ、という手段から入るからおかしく
なるような気がする。

とはいえ、日本のコンテンツってのは、映画会社、製作会社、
プロモーション会社、広告代理店という、本来の権利者の
絣で生きている輩が「代理権」を持っていたりするわけで、
DVDの値段を見たらわかると思うけど、昔からよくいわれる
興行とヤクザもんとかから進化してないわなあ。

Posted by: へろそ at October 28, 2005 03:12 PM
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