November 15, 2003

つくばエクスプレスの駅名決定プロセスについて

つくばエクスプレスの駅名が変更になった件で、どういうプロセスで行われたのか、いまいちよくわからず疑問に思っている。本日配布された「流山議会だより」では第3回定例会の一般質問で、二人の議員(戸部源房議員、日下部信雄議員)から駅名決定に関する質問がされていいたことがわかる。
回答の方を読んでみると、昨年度の駅名決定に市民が参加していないので再検討した結果ということだ。それに対して今年度変更した際の手続きはどうだったのだろうか。

流山市のサイトに「つくばエクスプレス駅名称の再検討について」および「平成15年流山市議会第3回定例会 市政に関する一般報告」というページがあるので、これにより経緯は確認できる。これによれば、前年の決定プロセスを問題としているのではなく、市長は流山のイメージアップのために決まっていた駅名では不十分であると判断したことによることがわかる。


駅名の再検討に当たっては、専門的な知識を持つ市民や関係団体で構成いたします「つくばエクスプレス駅名選考委員会」を設置いたしまして、8月2日と23日の2回にわたり公開制で会議を開催しました。 この選考委員会では、昨年寄せられました意見をはじめ、今回新たに頂いた110件の意見や提案を基にしながら、新しい街づくりの方向性が示せること、未来を作っていく若い市民の感覚も大切にし、違和感がないことなどを念頭に慎重に審議し、その報告をいただきました。

 なお、選考委員会からは、(仮称)「流山運動公園駅」につきましては、「流山セントラルパーク」と「緑の運動公園」の2案を、また、(仮称)「流山新市街地駅」につきましては、「流山おおたかの森」と「流山中央の森」の2案を駅名候補とする提言をいただきました。

 市では選考委員会の報告を尊重いたしまして、(仮称)「流山運動公園駅」は流山市案として「流山セントラルパーク」としました。また、(仮称)「流山新市街地駅」は、流山市案として「流山おおたかの森」としました。


決定のプロセスはこういうことなのだろうが、気になるのは「市では」というところ。それぞれ2案のところか絞り込むのはどうしたのだろうか。流山のイメージ向上にとても大切であるとされ変更された駅名。しかし、最後の絞り込みが市民参加どころか、議会も関与せず決定されてしまったのではないかという疑問が残った。

さて、ここまでは、市からのオフィシャル情報をもとに考えたことであるが、もっと考えてみたい方は、日下部議員のサイトをご覧ください。書かれていることの事実関係を確かめるすべはないので、コメントは避けますが、さらに疑問がわいてしまいました。

Posted by nino at November 15, 2003 07:57 PM | TrackBack
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