March 23, 2004

市野谷で最古級の墨書土器出土

昨日に続き、遺跡に関するニュース。朝日新聞より。

千葉県教育委員会は23日、同県流山市西初石5丁目の江戸川東岸の市野谷宮尻(いちのやみやじり)遺跡から、表面に「久」と読める筆書き文字が書かれた古墳時代前期(3世紀末)の土器が出土したと発表した。日本最古の墨書は現在、三重県の貝蔵(かいぞう)遺跡から99年に発掘された、3世紀ごろの土器に書かれた「田」とされる。今回の墨書は、それに匹敵する最も早い段階の文字と言えそうだ。

つぼ型の土器表面に書かれているそうで、『父』や『文』の可能性はあるものの、漢字を使われていたという事実だけでも、とても重要な発見のようです。
4月1日~5月9日、千葉県栄町の「県立房総のむら」で公開されるそうですが、早く流山市博物館で見てみたい。

Posted by nino at March 23, 2004 01:03 PM | TrackBack
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