October 30, 2003

個人サイトからのリンクを許さない愛知万博公式サイト

Discreet Blog」から、愛知万博の公式サイトが、個人サイトからのリンクを認めていないということを知った。つまり財団法人日本国際博覧会協会は、インターネットのことが良く分かってやっているのなら、ネットでのプロモーションに期待してないということになる。

しかしそうではないだろう。いまどき個人サイトで間違ったことをかかれるのは困るからということだろうが、実際には、リンクをしなくても、このようなネガティブな意見を書かれてしまうわけです。そもそも個人サイトからの導線を作らないというのは信じられない。多分、ネットのことを知らない職員と紙やTVなどの媒体を中心に考える広告代理店によってなされたことだろう
。インターネットユーザーは、物を買うとき、映画を見るときに、ネット上のクチコミ情報をとても活用している。個人サイトに、どうぞリンクを張ってください。意見を聞かせてくださいというのが、ネットを使った上手なプロモーション手法でしょう。

さらに、「市民参加の重視」というページが一方で存在していることが驚きである。まあこの主旨は運営費をボランティアで下げたいというすけべ根性なのだろうが、次の一文は明らかに個人サイトからのリンク拒否と矛盾しているから、愛知万博さん考え直してはいかがでしょうか。(このサイトも個人サイトなので、愛知万博の公式サイトにはリンクできません。なんとか検索してアクセスしてみてください。)

「さらに、情報化社会を象徴するインターネット社会の到来が、市民同士の結びつきを一層強固なものとし、その活動領域は国内にとどまらず、海外へもきわめて容易な形で広がりをもつようになっております。」

October 27, 2003

温泉じゃないのに温泉という名称を使い続ける吉良温泉

10年も前から温泉が枯渇しているのに、温泉であると偽っていたという吉良温泉は8月にニュースになり、ここでも書かせてもらったが、今朝の日経新聞を読んでさらにあきれた。
温泉ではなくても温泉という言葉は使ってもいい、吉良温泉という名称に愛着があるから使い続けると吉良町は言っているそうである。あまりにも客のことを考えない、馬鹿さかげんにびっくりした。日経新聞の記事でも書いてるが、吉良上野介のイメージとあいまって悪いイメージが助長されるとは思わないのだろうか。これを機会にイメージアップを図ろうという考えはないのだろうか。信じられない。
みなさん、吉良温泉は温泉ではありません。お間違えのないように。

October 26, 2003

軽井沢で週末

土日は軽井沢で過ごしてきた。紅葉はまだかと思っていたが、もう落ち葉が多くなっている。メインストリートから一本入ると、静かで、ひんやりとしていて、とても気持ちがいい。今日の朝は、こんな裏道を夫婦で散歩。こういうところに住みたいんだけどなあ、妻は「夏はいいけど冬はいや。」

土曜日の午後は、軽井沢銀座をぶらぶら。フランスベーカリーで軽い昼食。あのジョン・レノンが通ったんだよなあ。チャーチストリートのLEGOで子供は、ちょっと古いバイオニクルとバイクのシリーズを一台購入した。軽井沢に来ると、必ず買ってやってるというか、買わないと軽井沢なんかにつきあってくれない。その後、大倉陶園でマグカップを買おうとしたが、大きな段ボールにいっぱい買ってる人等いて混んでいたので、あきらめた。冬期は営業してないので、来年のGWまで買えないなあ。

アウトレットでは、Columbiaのスキー用ジャケットをゲット。40才を過ぎてからはじめたスキーですぐにやめてもいいようにユニクロの超安いヤッケで3シーズンだったが、よーし今年もやるぞと購入。でもかなりお買得だと思う。
Timberlandでは、バックスキンのカジュアルな靴を購入した。ボタンダウンと、チノパンという私のビジネス用ファッションの足下用である。

最後は佐久IC近くのメルシャンによって、12年ものウィスキーの小さな瓶を購入した。本当はシングルモルトを、と思うけど高いのでやめました。

帰路の高速は渋滞も無く2時間かからず帰宅できて、めでたしめでたし。

もろ、日記になってしまった。反省。

October 22, 2003

FOAFの未来は?

FOAF (Friend of a Friend)は個人的にとても好きな試みだ。なぜかというと、そもそもインターネットがもたらした最大のできごとは、より多くの人たちがつながったということだと思っている。だだし、そのインターネット利用において問題だと思っているのは、せっかかくつながった人同士のコネクションがメールアドレスやウェブサイトの移動によって途切れてしまうことだ。意図的なら仕方ないが、サイトがサービスを止めたとか、会社がサービスを移管したとかによって頻繁に起こっている。最近では、ボーダフォンになったことによる変更の例がある。
こういう問題に対するソリューションとしてもFOAFが発展していってくれることを望んでいる。

それから、インターネットの会員制サイト利用の面倒くささもFOAFが解決してくれるんじゃないかな。面倒くささというのは、個別に会員登録を行わなければならないということ。RDFファイルにIDとパスワードを暗号化して保存しておき、どこのサービスでもこの情報でログインできればいいはずだ。会員登録するときに入力する個人情報は、正直に書けばどこに行っても同じなんだから、PDFファイルを見てよね。

October 21, 2003

ロッカーのハナコさんと不良社員

NHKのドラマ「帰ってきたロッカーのハナコさん」が面白い。1年前の「ロッカーのハナコさん」が好評でPart2になったようだが、オフィシャルサイトの掲示板が1000件以上の投稿で盛り上がってるし、今回もかなり受けていると見た。
なぜ面白いのか自問してみた結果、「今どき、幽霊の存在よりもありえない、胸を張って会社に行ってるダメダメ社員」ということにいたった。社史編纂室にすくう仕事しないOL3人、入社二年目なのに上司からはまだ新入りといわれ一人前扱いされていない営業ウーマン、自分の部屋で手打ちうどんを作ったりする取締役二人。終身雇用、年功序列からリストラで実力主義になれば登場人物の多くにリアリティはない。そのギャップが楽しさを感じさせてくれるのではないだろうか。とてもうらやましい会社だ。
世の中、ちょっとぐらい余裕(遊び)がないとうまく回らないでしょ。ぎすぎすしないで、仕事の合間にでも会社で遊ぼう。

学童保育と子供の放課後

NHKニュースによると、「学童保育に通う小学生は、全国で 54万人に上り、この5年間で20万人以上増えた(全国学童保育連絡協議会の調査結果)」そうだ。

我が家も共稼ぎのため、今小学校3年生の息子も、小学校入学時から学童保育に通わせている。学校の授業が終わった後、18:30まで過ごさせているが、子供にとって良いと思うのは、学年の異なる子供が一緒にいることによってグループで行動できる人間になるというのがまずあげられるのではないかと思う。どちらかというと我が強い息子なので、なおさら良いことだと思っている。一人っ子でも自分より小さな子の相手もしてあげているようである。
逆に、放課後の活動範囲が、学童保育所の狭い敷地内に限定されてしまうということがあるかと思う。自分の小学校時代は、行動範囲が広いし、学童のように常に大人の目の届くところにいるわけではないので、いろいろな意味で冒険もできた。単に自転車に乗るということにしても学童ではできない。ましてや野球やサッカーもまねごとしかできない。そういう点ではかわいそうだと感じている。

October 15, 2003

こどもの運動会に親は行きましょうねという教訓

小学3年の息子の運動会の後、クラスで作文を書き作文集を作ったようで持ち帰ってきた。息子の漫画が表紙を飾ったという話は置いておいて…
ある同級生の作文がすごかった。運動会の作文だからたいがいの子はかけっこなど自分達の競技のことを書いているが、その子は自分の親が昼の食事の時なかなか迎えにこない、さらには父親が自宅で寝ていて見にこないというのを、小学3年とは思えないような、その怒りがひしひしと伝わってくる文章力で書いていたのである。そして、その作文だけには担任の先生からのコメント(フォロー)が書かれていた。いやー、親は恥ずかしいよなあ。

スパムのFromでなりすまされた

週末メール不達エラーメールがたくさん届いてたので、何ごとかとそのメールを見ると、スパムメールの送信元メールアドレスに私のメールアドレスが使われていた。春先から英文スパムが大量に届くようになり閉口していたが、さらに頭にくる状況に陥った。Fromに使うのはこれっきりにしてほしいな。
しかし、英文のスパムは多すぎる。アメリカはもっと取り締まってほしい。

シェラ・デザインズ 60/40クロス パナミント購入

13日沼南町のスーパースポーツゼビオをぶらぶらしていたら、アウトドアコーナーでシェラデザインの60/40のマウンテンパーカに“似た”ジャケットを発見。テイストはマウンテンパーカそのものだが、フードがない。定価22,000円が半額以下で売られているので、衝動買いしてしまった。40才過ぎてマウンテンパーカはちと恥ずかしいが、このジャケットならあの定番着るような気持ちにもなるだろう。
後で調べると、パナミント(PANAMINT)という商品名らしい。オンラインショッピングのサイトをいくつか見たが、ゼビオの値札に近いところは無かったのでお買得だったようで安心した。それに、5色(黒、オレンジ、ブルー、オリーブ、ベージュ系2色)そろっていたというのもネットには見かけなかった。

October 14, 2003

「サタデー・ナイト・フィーバー」いいね

今まで見たことが無かったというのが自分でも意外だったが、スカパーでやっていたので、初めて見ました。見たこと無いのに、ダンスだけのおばか映画だと思いこんでいたのが間違いだった。正統派の青春映画だったのね。ストーリーがしっかりしてると思います。もちろんダンスシーンもビージーズの音楽も最高にいい。
ただし、ジョン・トラボルタのかっこよさに引き換え、二人の女優はいまいちだなあ。
カレン・リン・ゴーニイ(Karen Lynn Gorney)はヒロインというには美しいと思えないし、トニー(ジョン・トラボルタ)にせまるDonna Pescowも…。二人ともこのヒットした映画だけではなく、現在までも活躍しているらしい。

October 10, 2003

週刊アスキー10月21号「仮想報道」

週刊アスキー10月21号「仮想報道」の記事で新聞各社がニュース個別記事へのリンクを認めていないということに関して取り上げている。ブロッグとRSSに触発された記事であるはずなので、私は筆者と別の観点で意見を述べたい。

新聞社はニュースのアーカイブ検索を有料にしていることと、ポータルサイトはじめにニュースを配信しているということがインターネットでのビジネスの中核であるという考えが根底にあるからだと私は考える。もし当たっていたら、戦略を改めるべきだ。

昨今話題になっている技術である、RSS、SEO、AdSense、AWS、それからニュースサイトはネット視聴率で見ると200万人ほどにリーチしているという状況を踏まえて新聞社のサイトがとるべき道は、過去の記事をフリーで提供し、広告やアフィリエイトの収入を中核にすえるということだ。過去のニュースを公開してない現段階で、これだけのコンシューマーにリーチしているんだから、フリーにしたら大手ポータルサイトに匹敵するアクセスを集めるのは想像に難くない。個別記事にあったAdSenseやAmazonの広告が出ていたら、クリックしちゃうよね。
ニュースタイトルからのリンクOK。RSSも公開する。米国のYahoo!のように検索結果をRSSで提供(Jeremy Zawodny's blog)する。

こう思うんだけどね。

MT+AWS=おもしろい!

Amazon's Web Servicesを提供するアマゾンのビジョンと、自分のサイトに組み込む楽しさを感じさせるAWS自体にとても興味を持ったので、まずはMovableTypeで表示しようとMTAmazonと格闘した。
うまくいかなかったのだが、原因はレンタルサーバーにXML::Parserが入ってなかったということだった。サポートにメールすると、一番新しく入れたサーバーにまるごと移動させてくれるということで中二日くらいで対応してもらった。MTAmazonの動作を確認。おまけに『Amazon Hacks』に書かれているPHPのサンプルも動いた。さー、いろいろやってみるぞ。
そして、迅速に対応してくれたSpeedsoftに感謝。
RSSといいAWSといい、そしてYahoo! News USがニュース検索結果をRSSでフィードしてくれるようになったことといい、パーソナライズが大きなキーワードではないかと思う。そういえば、Googleも検索のパーソナライズというようなことを言ってたよね。オープンにRSSとXMLを指定して自分のポータルページを作れるサービスが欲しい。

October 07, 2003

「白い不等式」(眉村 卓)

中古本で買った「白い不等式」(眉村 卓)を読んだ。
”支配者”によって植民地化された異次元に高校生二人がたどり着いてしまい、住民たち同士の抗争に巻き込まれてしまう話。ストーリー自体はあっさりとしており際立ったところは無いが、話の要素である”異次元”、”江戸時代”、”高校生”というようなところの組み合わせはうまい。高校生二人が江戸時代にタイムスリップしてしまう「幕末未来人」を思い出させる。

きくのIFCコーヒー

社会人になってまず給料で買ったのは、フィリップスのコーヒーメーカーだった。コーヒーにうるさいというわけではないけど、豆で入れたコーヒーを飲んでいたらインスタントコーヒーは飲めない。ちなみに、缶コーヒーを自分で買うことは全くない。最近では無糖のものが出ているので無糖の缶コーヒーならなんとか耐えられるが、甘いのは絶対に許せない。

まあそれはそれとして、本題は豆で入れるコーヒーの話。
実は、そのコーヒーメーカーをここ2年ほど使ってない。豆を買ってきてコーヒーミルで挽いて入れるのと同じような味を持っているドリップタイプのお手軽コーヒーを愛飲するようになったからだ。「スジャータ」で有名な、めいらくグループの「きくのIFCコーヒー ドリップバッグ」である。要冷蔵だが保存もきく。希望小売価格150円で5杯分なので、1杯あたり30円という安さもすばらしい。

大きなスーパーでも販売されてないことがあるが、なんとオフィシャルサイトからはオンライン販売もされてる。おすすめです。

October 05, 2003

松茸

30年前ぐらい、松茸は高級品でなかった。
父は、松茸のシーズンになると毎週となり町の山に出かけていって松茸狩りを楽しんでいた。今のように、縄を張って山に入れないようにすることもなかったので、自分の感で、まあ山歩きが好きで、その”副業”だったのかもしれない。見つけるのは容易でないので、なおさら見つけたときの快感を忘れられず毎週行ってたんだと思う。結構収穫はあって、秋の味覚を楽しんでいた。特に好きだったのは、焼き松茸だ。松茸を裂いて焙る、醤油をたらして食べたときの味と香りは最高だね。
一度だけ、母と私が同行したときがある。記憶は定かでないが、自分でも採ったんじゃないかな。
今では人の山に入って松茸を採るなんて、あたりまえに復帰して犯罪だ。だから30年前のような松茸ハンターの気分を味わうことはできない。松茸の味も味わえなくなってしまった。

October 03, 2003

ジオ電子メール終了

Yahoo!ジオシティーズのジオ電子メールが終了するというアナウンスがあった。

検討の結果、市民のみなさまにメールサービスをより一層快適にお使いいただくため、迷惑メール対策機能やウイルスチェック機能を持ったYahoo!メールへの移行をお願いし、「ジオ電子メール」は2003年10月末をもちまして終了させていただくこととなりました。
これに伴い、転送機能もご利用できなくなります。

このフリーメールサービスの方のために登録するユーザも多く一時は人気だったんじゃないかな。
お疲れ様でした。

October 02, 2003

Yさんの一周忌

以前勤めていた会社の同僚がガンで亡くなって一年になった。
会社の健康診断で異常が発見されすぐに入院と手術になったときにはそれほど心配はしてなかったが結果的には悲しいことになってしまった。ちょっとナイーブなところがあったが、営業だけあって基本的には明るく、宴会の席ではパンツ一枚になって場を盛り上げ回りを楽しませてくれた。私が今の会社に転職したのは、彼の人脈で紹介されての上なのでとても感謝している。
お子さんたちはまだ小学生の低学年と幼稚園ぐらいなので、一番かわいい時期だろう。残していくYさんもつらかっただろうし、残される子供たちのことを考えるとまたかわいそうでつらい。一年後の今、奥さんも子供たちも元気でがんばっていてくれるとうれしい。