September 26, 2006

ソウル地下鉄内の物売りと物乞い

前回ソウルの地下鉄を利用したときには気がつかなかったが、今回地下鉄の車両内に物売りと物乞いがたくさんいることに驚いてしまった。

物売りは手動発電の懐中電灯を1,000ウォンで車両を移動しながら販売していた。4回ほど見かけて、そのうち2回は買っている人がいた。買う人がいるんだなあ。120円ぐらいと安いので買ってしまうのかな。地下鉄内の物売りは、通路や階段でも何度か見かけた。地下鉄職員をほとんど見かけないから、目が行き届いていないのか、黙認しているのか。
たくましく商売をする様子は南大門の一角でも感心してしまった。一つのビルがアクセサリーの小売りと卸の実に多くの個人事業主の集合という感じなのだが、一軒あたりのスペースは陳列棚だけでそれも一間の幅も無い。ちょうど昼時だったがその陳列棚の前に出前で食事を取り寄せすませている。アクセサリーの製作もそのスペースで行っている。やればできるんだー、と勇気づけられる。

次に物乞い。目の見えない人や足が悪い人が車両を移動してくる。中には、座っているひと一人一人に話しかけるケースもあった。そういえば、物乞いは日本では見なくなった。昔はいましたね。なぜ日本にはいなくなって韓国にはいるのか。なぜかいろいろ考えてみたが、韓国の方がお互いに助け合おうという感情が残っているからじゃないかと思う。日本では見知らぬ人に助けを求めても無駄になることが多いから、物乞いもいなくなったという考えは果たしてあたっているだろうか。

September 25, 2006

韓国の古い街並みが残る北村


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骨董街で有名なインサドンの北側に、古い街並を残そうと景観保存地区になっている北村という地区がある。全部が全部こんな奇麗な塀や家ばかりじゃないけど、この写真の通りは約100mにわたって美しい風景を作っている。壁や窓のデザインがとても美しい。(博物館になっているような建物を除き)家の中までは入ることができないのが残念なくらい、塀の内側はどんなになっているのか気になる。中庭があるようなので、とても癒される空間を作っているんじゃないだろうか。

文井洞(ムンジョンドン)のアウトレット


プルコギとカルビタン
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ソウルでも有名だというムンジョンドンというアウトレットが立ち並ぶ通りを見に行った。確かにナイキ、アディダス、ラコステ、ノースフェイス…などなどを扱う店が建ち並んでいるが、円がウォンに弱くなっているせいもあるのか、安いという感じはしない。それにそれぞれの店舗が大きくないので、品数も少ないので、飽きてしまった。
というような文井洞を訪れた目的はさておいて、文井洞で食べた料理はプルコギとカルビタン。副菜が10品くらい出てきてびっくり。大満腹。

三星美術館“Leeum”


Leeum
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ソウルのハンガンジン駅からほど近いところにある美術館。どうも1時間に60名ぐらいしか入館させないようで、見学には予約(サイトから申し込んだけど、音沙汰なし。電話したほうがいい。)が必要。展示してあるのは韓国の美術品と韓国外の現代美術。それよりもすばらしいなあと感じたのは建物とそれに付随するインテリア。この写真は入り口だけど、この入り口からも建築のデザインの良さが分かると思う。

Leeum

September 02, 2006

『投影された宇宙―ホログラフィック・ユニヴァースへの招待』はトンデモ本かな

著名な物理学者であるデイヴィッド・ボームは、「宇宙の網羅万象は、内在秩序という縫い目のないホログラフィックな生地からできている。」あるいは「素粒子も、この宇宙にあるその他のものすべてのものも、雅やかなカーペットに織り込まれた模様の各部分と同じように、互いに別々の存在ではありえないからである。」というようなことを言っていたそうだ。ひも理論をかじると、万物は極微のひもでできているということを知る。この宇宙に存在するもの全ては振動するひもとその濃淡によって表現された世界なのだ。ボームはそういう世界であることから、この宇宙とはいったい何なのかを考えたのであろう。

この本は、ボームの考えを科学的に解説してくれる本だと思っていたのだが、そうではなかった。どちらかというとボームの考えを裏付けるような古今東西の不思議な話や奇跡だと言われている話を紹介している内容と思えばいい。だから、そういうたぐいの話を知るためにはとても面白い本だ。サイババの話から、キリストの復活や、血を流すマリア像の話や、幽体離脱や、前世を知る人たちの話を読むことができる。

まあ自分としても全てを否定するつもりはなく、“ひも”の世界を考えるためには面白い本で、ますますこの宇宙というのはなんなのかという好奇心はつきなくなっている。




"投影された宇宙―ホログラフィック・ユニヴァースへの招待" (マイケル タルボット)

September 01, 2006

今何してる?なんてえことをブログに表示したいときは、Twitter

Bloggerの創業者であるEvan Williamsのブログを覗いたら、ページの上の方に何やら独り言のような書き込みがある。例えば、このエントリーを書いている今時点では、「Currently: Cooking! (helping, at least) 」なんてえ表示になっている。この独り言を更新して、記録してくれるサービスがTwitterだ。同じようなコンセプトのサービスの一つは日本で言うとImaHimaかな。

このTwitterは、WEBからの更新と、携帯電話のSMSを使った更新が可能。evheadと同じように独り言を表示したいときはJavaScriptを貼付ければいい。
残念ながら、SMSというところが日本じゃない。携帯電話からのemailでも更新できるようにしない理由は何だろう。ちなみに、(まもなくソフトバンクモバイルになってしまう)ボーダフォンなら日本国内からアメリカにSMSすることで更新はできた。日本語もOK。でも高いSMS使用料はかかってしまう。

でも、シンプルで遊び心のあるサービスは好きだ。Evan Williamsはいいセンスを持っている。

女性の喫煙者が増えてないか?

新橋駅周辺のとあるコーヒーショップに昼食の後よく行く。そこは喫煙できるスペースがガラス張りのコーナーになっているのだが、いつ行ってもほとんどの客が女性だ。禁煙席の方も女性が多いかというとそんなことは無くむしろ男性の方が多い。このコーヒーショップだけの特徴なのかそれとも女性の喫煙者が増えているのかどっちだろう。

女性の喫煙者で昔と変わったなあと、じいさんみたいにながめているのは、歩行しながらタバコを吸っている女性の多さだ。今時、歩行中の禁煙を条例にする自治体も増えているのに。まあ昔は恥ずかしかったけど、今は恥ずかしくないというだけのことだろうけど、かっこわるいと思うなあ。