January 26, 2007

gooブログよ、さようなら

gooブログが、『gooブログヘッダ』というのを各ページの最上部に入れ始めた。同じようなことをやっているのはYahoo!ブログ。私は、Yahoo!ブログの持っとく良くない点がこれだと考えている。ブログというのはブロガー個人の物。ブログはブロガーの自己表現のツールである。なのに、このブログの所有者はブロガーではなく、ブログサービスの提供者と見える。gooブログのためにブログを書いてるんじゃないだから、こんな余計なものはいらない。自己表現のためにテンプレートを増やしてたんじゃなかったっけ?
立ち上げに関わった者として、すでに私の考えと関係なくなってしまったgooブログなのは仕方がないけど、残念だなあ。

gooブログ スタッフブログ 『gooブログヘッダ』導入のご報告

January 22, 2007

クライブ・カッスラー原作の映画化『サハラ~死の砂漠を脱出せよ』だが

全く期待していなかった映画なんだけど、クライブ・カッスラーのダーク・ピットシリーズの原作『死のサハラを脱出せよ』だからいっちょ見とかなきゃなんないなあと思っていたんだけど、パッケージの表紙を見ただけでこりゃダーク・ピットじゃない。ダーク・ピットどころか相棒のアル・ジョルディーノもサンデッカー提督もぜんぜんイメージが違う。原作のストーリー展開は謎を突き止めて行くスリリングさがあるけど、ぜんぜんそんな感じじゃない。映像のシーンも何かつぎはぎだらけの印象だ。
こりゃ続編は無いんじゃないの。




"サハラ~死の砂漠を脱出せよ" (マシュー・マコノヒー)

January 11, 2007

『宇宙のランドスケープ 宇宙の謎にひも理論が答えを出す』(レオナルド・サスキンド)

とてつもなく大きな宇宙だけど未だに地球外の知的生命体には遭遇していないし、宇宙を観測してもその痕跡も見つからない。こういう状況を見ると地球というのは特別な存在で、さらに人間というのは実は宇宙の中で唯一の知性を持った生物なのではないかとみなすこともできる。ところが、この宇宙そのものの存在自体がきわめて稀なものであるかもしれないそうだ。

宇宙の物質を突き詰めて行けば、全てのものは10-33cmくらいの“ひも”であるというのが「ひも理論」の一つの考え方で、著者はこの理論を最初に考えた一人である。そのひも理論を研究しているうちに、宇宙の物理常数は10500のパターンを持つ可能性があることが分かった。つまり、光の速度や素粒子の質量や電荷などのバリエーションが生まれ、我々の宇宙はそのうちの一つの可能性でしかない。他の宇宙がどういうものになるのか確しかめるすべは無いが、中には星や銀河も作られない宇宙もありえるそうで、我々の宇宙自体が稀なものであるかもしれないのだ。

あまりにも確率の低い結果として存在しているわけだから、この宇宙が何かの意思によって設計されたものではないかという考えはどうしてもぬぐいされない。




"宇宙のランドスケープ 宇宙の謎にひも理論が答えを出す" (レオナルド・サスキンド)

January 08, 2007

家族をテーマにしたTVドラマが少ない?

年末NHKのBSで、昭和の思い出の番組を語り合うのがあったが、その中で『寺内貫太郎一家』(Wikipedia)が大きく取り上げられていた。NHKで民放の番組を掘り下げるなんて時代も変わったなあと思う。おまけに樹木希林は「ジュリー~」までサービスしちゃいました。このドラマの細かい話は別として、なかで語られていてそうだなあと思ったのは、70年代のTVドラマは家族をテーマにしたものが主流だった。それは当時の家族構成を反映していたが、ひとつの家庭内の構成人数が少なくなり始めていたのでなおさら家族をテーマにしたドラマがもてはやされたのだという。今や一家庭の人数は限りなく2人で家族という言葉さえ死語になりそう。80年代はトレンディドラマの時代?家族をテーマにしたドラマを面白く感じられるような時代はもう来ないのだろうか。

『ボーン・スプレマシー』

正月後の3連休、暇を持て余しDVDを購入。最近安いDVDが増えたので買いやすい。でもいざ買うとなると迷うわけだが、第一作の『ボーン・アイデンティティ』がまずまず面白かったので、第二作の『ボーン・スプレマシー』にした。原作がかつてはまったロバート・ラドラムの『暗殺者』シリーズなのでなおさら気に入っている。
これが面白かった。『ボーン・アイデンティティ』よりもできは上じゃないかなあ。カーチェイスシーンで顕著だが、カメラワークがとてもいい。特典映像でそのわけが分かるが、そのためにポール・グリーングラス監督が選ばれていたんだ。正直カーチェイスを見始めたときに頭をよぎったのは、アクション映画にはおきまりのカーチェイスがはじまったということだった。しかし、終わったときにはため息をつきたくなるほど驚いていた。
アクションシーンだけではなく、一人だけの戦いや、殺した夫婦の子供に真実を伝えるためだけに生死をかけて邁進して行く様子で、ボーン個人というものもよく描けていたと思う。
こうなると第三作も見たくなる。ロバート・ラドラムのこのシリーズでは確か第三作もあったが、ストーリーは映画とのイメージとは結びつかない。原作者が亡くなっているので、新しい『暗殺者』を見てみたいものだ。




"ボーン・スプレマシー" (マット・デイモン)

January 06, 2007

団塊世代、4人に1人が移住を希望

日経新聞社が団塊世代を対象に行った意識調査によると、ほぼ4人に1人がIターンやUターンで移住を希望している結果になったそうだ。これは驚くべき数字じゃないだろうか。この率だと40万人ということになる。地域活性化につなげられそうだし、ビジネスの芽になりそうで注目できる。
ちなみに、移住先の希望として第1位は沖縄、そのあとは首都圏や中部、海外、北海道というような順番になっており、田舎やリゾートと都会という両極が結果には現れている。