December 31, 2006

善光寺


善光寺
Originally uploaded by ninomiya.
昨日は善光寺参道を散策した。長野オリンピックでも有名になった善光寺は今も昔のような広がりを持った巨大なお寺だというイメージがあったが、まさに長野市はこのお寺の門前町ではないかと思われるような表参道であった。歴史を強く感じるのは宿泊ができる“宿坊”という39あるというお寺(?)で、通りから見ただけだが建物がすばらしい。宿坊のある一角には“むじな地蔵”なんていうかわいい地蔵が建てられていたのも目を引いた。
仲見世や表参道にある数多くの店にも魅力的なものがある。七味で有名なのは八幡屋礒五郎。280年前くらいの創業らしい。ゆず入りを購入した。つぎは、やはり創業220年あまりという、“つるや”の酒まんじゅう。ほんのりした甘さと隠し味なのか塩味がかすかにわかる。上品なまんじゅうだった。
しかし、参道界隈のそば屋の多さは信州らしい。そのなかの一軒“大善”という小さな店に入ってみたが当たりだった。十割蕎麦はとても美味しかった。

December 26, 2006

『つばき、時跳び』(梶尾 真治)

昨夜は、のだめなんとかというドラマの最終回らしくTVのチャンネル争いに破れてしまったので、買っておいた『つばき、時跳び』というタイムトラベルもののSFを読んだ。一気に読んでしまった。
現代に生きる惇という作家である青年と、江戸時代末期に住む“つばき”という若い女性が時を隔てて出会い、そして恋をするという物語だ。遠距離恋愛どころではないので、はらはらしてしまうところがタイムトラベル+恋愛というモチーフが面白いので古今東西似たような小説はあるが、同じような物語があっても別にいいじゃないか。私のとても好きなジャック・フィニィという作家がいるが、彼の書いた物語と肩を並べるほどのできではないかと思う。
この小説を読むと、それぞれの時代の風景や舞台設定は目に浮かぶように書かれているので、読んでいると映像が頭に浮かんでくる。ぜひ頭の中だけにとどまらないで、テレビなどで制作されるのを期待している。

ちょっとだけ、意見を言わせていただくと、惇とつばきがお互いにどこに引かれて好きになって行くのかがはっきりしていないところがちょっと気になった。100年という壁を乗り越えてまで再会したい強い気持ちにさせるのだから、好きになるようなきっかけがはっきりと伝わった方が恋愛小説としても受け入れられやすいのではないだろうか。

さて、梶尾 真治さんのブログ「カジシンエッセイ」のなかで、「時を超える話」という記事でこの作品について解説がされている。読んでびっくりなのは、物語の中で重要な舞台となる「百椿庵」という家は、実際に作家の家で間取りもそのままなのだそうだ。さらに驚くのは、実際の家でも女性の幽霊が出たというような話があったということだ。





"つばき、時跳び" (梶尾 真治)

明治製菓の「リッチストロベリーチョコレート」が美味

明治製菓が11月末から販売をはじめたリッチストロベリーチョコレートが美味い!このチョコレートの原料の70%がイチゴ果実だそうだけど、まさにイチゴの上品な味と、後味の中にしっかり残るチョコレートの味が絶妙である。我が家では大人気で取り合いになっているのだ。


December 20, 2006

ドンペリの新聞広告


ドンペリの新聞広告
Originally uploaded by ninomiya.
今朝の日経新聞で驚いたシャンパン ドンペリニヨンの2面広告。
日経新聞の読者の年収は他の新聞よりは高いんだろうけど、基本的にはサラリーマンだよね。ドンペリ飲むようなターゲットは多いのかねえ。まるでセレブの新聞みたいだ。

December 19, 2006

無線WiFiコミュニティのFONに参加

無線LANのアクセスポイントは増えているが、利用料金は結構高い。アクセスポイントも都会には多いけどちょっと郊外に行けばなかなか見つからない。そんな不便さを解決してくれそうなのが、FONだ。無線LANのルーターを購入して他の人にも提供してしまおうというサービスというよりは活動に近い。その趣旨に共感を覚え、賛同する。ISPを苦しめることになるのではないかという批判もあるが、日本では無線LANを公開したユーザだけが他のアクセスポイントを使用できるという仕組みになっているので、そういう心配もないだろう。サービス開始から本体価格は0円、送料と代引き手数料だけで提供するというキャンペーンを行ったせいもあってか、すでに8,000台以上のルーターが出荷された。つまりすでに日本の無線LANアクセスポイントの最大手になってしまったんじゃないかな。日本中にどんどん広まってほしい。